研究会の目的

 1971年9月1日に日本ITU協会が設立された年の11月にITU憲章化研究会が開催された後、ITU基本問題研究会、CCIR研究会、CCITT研究会など、立ち上がり、それぞれの研究会が開催されてきました。ITUでは、電気通信環境の根本的かつ急速な変化に対応し、1992年12月の追加全権委員会において、国際電気通信憲章・条約の大幅な改正が行われ、現在のITU-T、ITU-R、ITU-Dの部門に整理統合されています。

  ITUの部門の統合に合わせて日本ITU協会の研究会の整理統合が行われ、現行のITU-R研究会、ITU-T研究会及び情報通信研究会の3研究会が開催されています。研究会開催は日本ITU協会賛助会員のみならず、多くの情報通信関係者に対してITUの動向や最新の情報通信技術の情報を提供し、また、意見交換の場として、原則、毎月1回を目標に開催されております。

 <研究会の種別>

●ITU-R研究会:協会は無線通信部門の標準化活動状況及び無線技術、放送分野における開発・発展動向等

●ITU-T研究会:協会は電気通信標準化部門の活動状況及び最新の情報通信ネットーワーク技術等。

●情報通信研究会:ITU全権委員会議等ITU及びAPTの主要会合の動向、情報通信に係る技術発展の動向及び法制度、我が国の国際協力等