10月6日は国際協力の日です。1987年に制定されました。これは1954年10月6日に日本が東南アジア途上国への技術協力のための国際組織である「コロンボ計画」に参加したことにちなむものです。
総務省のご後援の下、通信・放送国際協力フォーラム協議会と財団法人日本ITU協会は、この日を記念して通信・放送分野での国際協力の重要性をより多くの方々にご理解いただくため、「通信・放送国際協力フォーラム」を1988年以来毎年開催しております。
よく「デジタルデバイド」や「デジタルオポチュニティ」という言葉を耳にします。デバイドは負のイメージと現状を表した言葉に過ぎないのに対し、これを前向きに捉え、情報機会を積極的に創出していこうというのが「デジタルオポチュニティ」です。
世界のより多くの人々が情報社会の恩恵が受けられるようにすることにより、より大きなオポチュニティ・・・明るい未来とビジネスチャンス・・・が開かれます。しかし、世界にはその地域地域特有の条件があり、答えはひとつではありません。各地におけるICTパイロットプロジェクトの事例研究等を参考に、途上国内の都市と村落のデジタルデバイド情報格差の問題を抽出しなくては、本当の意味で改革は出来ないのではないでしょうか。
このような趣旨により本年のフォーラムでは、「デジタルデバイドからデジタルオポチュニティへの変革」とのテーマでパネル・ディスカッションを行います。多目的コミュニティセンターや、真の意味で役に立つテレセンタープロジェクトの発掘、プロジェクト継続のためのサステナビリティの実現方法を具体的に考察することとしました。
私どもと一緒に考えてみませんか。多数の皆様の参加を歓迎します。
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平成18年9月 |
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通信・放送国際協力フォーラム協議会 |
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財団法人日本ITU協会 |
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