ISDN国際共同研究会 |
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1988年、ISDN国際共同研究会はアジア地域の次世代情報通信網の構築に関する諸問題を解決するため、日本の提唱により発足した。参加国は、日本、韓国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンの8カ国であり、事務局は日本にある。本研究会の活動により会員7カ国のISDN商用サービスが開始され、残るフィリピンも98年上期に開始予定である。また、発足以来20回の会合を開催し各国の情報通信関連技術者の育成と情報通信技術の高度化に貢献してきた。
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片倉 昇吾 |
元日本情報通信コンサルティング 通信事業本部技師長室 専門部長 |
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メキシコ等開発途上国10ヶ国で電気通信訓練センターで技術者育成、電話網拡充の計画や調査に携わり電気通信の発展に尽くした。
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佐藤 悦朗 |
元日本情報通信コンサルティング 常務理事 通信事業本部技師長 |
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32年余に亘り、アジア、中東、アフリカで電気通信コンサルタントとしてプロジェクトに従事した。スリランカで大コロンボ圏電気通信網開発計画でプロジェクトマネージャーとして参画しコンサルタントチームを指揮しスリランカ電気通信庁から深い信頼を得た。
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杉浦 文雄 |
元日本電信電話 国際部 担当部長 |
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昭和43年3年4ヶ月ペルー電気通信常設委員会および運輸通信省で無線設備の技術移転に従事した。昭和49年から3年10ヶ月ESCAP運輸通信部でITU専門家としてアジア電気通信網計画推進業務に従事した。55年から3年9ヶ月ペルー電気通信訓練センタープロジェクトのチームリーダを務めた。これらの業務を通じて途上国の電気通信開発に貢献した。
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鈴木 廣雄 |
元NHKアイテック 海外事業本部 副部長 |
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10数カ国の途上国でスタジオ設備技術、放送設備運用保守、放送局経営等の技術協力を行ない、経済性と運用性を重視した取り組みに途上国関係者から高い評価を受けた。
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立澤 宏 |
元日本電気 技師長 |
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平成2年から2年間フィリピン電気通信訓練センターでデジタル技術全般を指導した。昭和43年から4年間、ブラジルでマイクロ波通信網のプロジェクトの日本電気側責任者を務めこれを完成させた。
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野元 清 |
元国際電信電話 職員部 調査役 |
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カンボジアで国際テレックス施設建設計画に参画し国際回線を開通させた。南ベトナム電気通信訓練センター建設プロジェクトに参画し、現時技術者の育成を通じてプロジェクトを推進した。
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松本 道夫 |
元日本電信電話 国際部 担当部長 |
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タイ、ボリビア、パナマ等の開発途上国で人材育成に携わった。特に、タイ・ノンタブリ電気通信大学で講義を受け持つ傍ら教材整備を図るかたわら教材の整備を図り教官を育成しタイの電気通信発展に貢献した。
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嶺 仁 |
元日本コムシス 海外本部インサイドプラント営業部 次長 |
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5年の長きにわたりメキシコ運輸通信訓練センターでデジタル伝送技術者を育成するとともに伝送技術に関するスペイン語教材を多数作成した。
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